短時間に集中して楽しめること

我が家には電子ピアノがあります。
それを使って、久しぶりにピアノの練習をしました。

時間にして、30分か1時間か。
長い時間ではありませんでしたが、
指の動きを感じて、
自分の動作に応じて鳴った音を聴いて。
楽器の練習に神経を集中できて楽しいひとときでした。

子どもの私が定期的にレッスンに通っていたのは
小学校に上がる少し前から
高校に上がる前くらいまでだったでしょうか。
レッスンに通うペースは年々落ちましたが
のんびり、気ままにみてもらっていました。

私がお世話になっていた先生は、
コンクールを進めたりするような方ではなく、
私が通う頃には全く厳しい指導でもなかったので
ただ譜面に書かれている音符をなぞるのが
楽しい程度の私でも続けられたのだと思います。
(基礎的な楽典の知識や調音も
 教えていただいたけれども、
 ただ楽しくなぞっていただけだと
 成長したのちに知る)

「音楽」が作る空気(ノリ)が好きだったのと
人並には指が動いたので、
音を出すことを楽しんでいた感じではないかな。

そこまで打ち込んだわけでもないピアノですが、
小さなころからやっていたし、
とりあえず好きなので、
いまでも弾き始めると
割とすぐに没頭できます。

楽しめることに短時間でも集中できると、
なんだか気分もすっきり。

新しく興味を持ったことに挑戦する時間もよいけれど、
昔取った何とかの効果は小さくないと実感しました。

一番指が動いたときに
自分がどれくらい弾けていたのかわからないけれど、
少なくとも今よりも譜面をなぞった発音には
なっていたのではないかと思われます。
あの頃は、これくらいさらっと音出してたんだろうな。
あー、もう少し体が動かせるようになりたい。

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